おすすめ中国語映画集 上
秋の夜長、老師におすすめ映画を教えてもらったので名作映画集を作成してみました。
量が多いので三回に分けて紹介します。
詳しい人なら既に知ってる名作集じゃないか!と何を今更と、
いうラインナップかもしれません。
中国語学習中級者向けという事で字幕付きの物だけのリンク集になります。
姜文 監督作品
(太陽の少年 原題:陽光燦爛的日子 1994年)
1970年代、中国は文化大革命の激動の中にあった。
大人たちは政治闘争を繰り広げ、青年たちは農村に送られ、
北京は16歳の小軍たちの天下だった。
彼はある日、少女米蘭と知り合い、恋するようになる。
中国映画は文革モノっていうジャンルがあるんですね
(鬼が来た 原題:鬼子来了 2000年)
第2次世界大戦の終結が迫りつつあった1945年の旧正月直前。
中国・華北の寒村、掛甲台村。
深夜、馬大三のもとに“私”と名乗る男が現れ、
拳銃を突き付け2つの麻袋を彼に押しつける。
中にはそれぞれ、日本兵と通訳の中国人が入れられていた。
“私”はそれを晦日まで預かるよう脅して去っていった。
馬大三は慌てて村の長老たちに相談する。
もし日本軍に見つかれば村人の命はない。
結局約束の日まで2人を匿うことになる。
最初、日本兵の花屋は、囚われの身で生きるのは日本軍人の恥、
早く殺せとわめくのだったが、、
これは抗日戦争&コメディジャンル、大和田専務の熱演が凄いのだそうです
張芸謀 監督作品
(紅いコーリャン 原題:红高粱 1988年)
1920年代末の山東省で、18歳の娘がいやいや嫁いだ先は、造り酒屋の主だった。
その嫁入りの輿を担いだ青年と劇的な恋に落ち、
あるじが行方不明になったのを契機に二人は結婚。
店を継ぎ、妻が匪賊にさらわれたりのトラブルはあるが、ますますの繁栄をみる。
だが、やがてこの地域にも日本軍は侵略して、豊かなコーリャン畑を荒らし始める。
彼らは神酒をあおり、抵抗に立ち上がる。
これはジャンルとしては抗日戦争と恋愛って事になるんでしょうか
(活きる 原題:活着 1994年)
1940年代の中国。資産家の息子だった福貴だが、賭けに負けてしまい全財産を失う。
身重の妻家珍は愛想をつかして実家へ戻ってしまった。
しかし、半年後、長男が誕生したのを機に夫福貴のもとへと戻ってくる。
心機一転、困窮する一家の家計を支えようと福貴は得意の影絵の巡業を始める。
そんな矢先福貴は国民党と共産党の内戦に巻き込まれてしまう。
福貴がやっと家族のもとに戻ってきたのは、共産党の勝利が決まり
内戦が終結した後だった。
一家はその後も、中国現代史の荒波にもまれながらも逞しく生きていく。
歴史ジャンルって難しそうですね
(初恋のきた道 原題:我的父親母親 1999年)
都会からやってきた若い教師 駱長余に恋して、
その想いを伝えようとする18歳の少女招娣。
文盲の娣は手作りの料理の数々にその想いを込めて彼の弁当を作った。
やがてその気持ちに彼も気づき、いつしか二人の心は通じ合う。
しかし、時代の波「文革」が押し寄せ二人は離れ離れに。
少女は町へと続く一本道で愛する人を待ち続けるが、、
ジャンルはラブストーリー、こりゃチャン・ツィイーに皆恋しますわ、可愛すぎ
リンクは途中で切れてますので続きはYOUTUBE(英語字幕)で見てください。
(キープ・クール 原題:有話好好説 1997年)
露天商の趙小帥は、元恋人の安紅が忘れられず
ストーカーまがいの行動を繰り返していた。
そしてとうとう、安紅の今の恋人・劉とその仲間たちに袋だたきにされてしまう。
その時、趙はたまたま側にいた通行人張秋生の鞄で応戦し、
その中に入っていたパソコンを壊してしまうのだった。
怒った張は趙に弁償を迫るが、趙は劉の責任だと相手にしない。
後日、弁償するという劉に会うため彼の経営するレストランに向かった
趙と張だったが、弁償してもらえればそれで満足な張に対し、
趙は劉への復讐しか頭になかった。
コメディジャンルらしいですが、なんか中級者には難易度高そうです。
海外のコメディって笑いどころが解らないとキツイ時ありますよね。
(あの子を探して 原題: 一个都不能少 1999年)
1ヵ月間学校を離れることになった先生の代わりに、
村長から代用教員に指名された少女魏敏芝。
可愛いけれど、やんちゃで生意気な28人の生徒たち。
“生徒が一人もやめなかったら褒賞金をあげる”という先生の言葉を信じて、
子供たちを懸命に見張り続けるが、ある日、
いつも魏を困らせていた少年張慧科が都会へ出稼ぎに出てしまった、、
もうええ話や感満載のコメディーですね、未だ見てないけど
(妻への家路 原題:帰来 2014年)
文化大革命後の中国を舞台に夫婦の切ない愛を描くドラマ。
20年ぶりに解放された夫が、夫を待ちすぎて記憶障害となった妻に
自分を思い出してもらおうと奮闘する様子を映す。
これも文革モノですね、重そうな話なので心が強い時に観た方が良さそうです。